宮崎駿監督のジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われている台湾の名所「九份」に行きました。移動手段は電車とタクシーで、コスパ・時間・快適性のバランスを取りました。
湯婆婆の油屋のモデルとされるお茶屋「阿妹茶樓」では、素敵な景色と本格的な中国茶を楽しめて満足です。
みなさん夕暮れから夜景を見たいようで、18時〜19時くらいが一番混むと経験者から聞いていました。なので今回は14〜16時くらいの滞在にしましたが、昼間はお店に並ばず入れたり、のんびり景色を楽しめてよかったです。
電車、バス、タクシーの料金と移動時間
九份は台湾北部の港町基隆市の近郊、新北市瑞芳区に位置する山あいの町です。台北中心部からタクシーやバスも出ていますが、金銭面・快適性・時間のバランスを取って電車とタクシーで行きました。
- 電車とタクシー
1時間前後、約1,100円 - タクシー
1時間前後、約10,000円 - バス
1時間半〜2時間、約920円
電車で最寄りの瑞芳駅まで行く
まずは台北駅から台鉄TRA・瑞芳駅(ずいほう/ルイファン)へ向かいます。特急の「自強号」が一番早くて39分(76台湾元)で到着し、各駅停車の「区間車」でも約50分(49台湾元)です。
電車にはトイレも付いていますが、人が多いのであまり衛生的ではなく私が利用した時は紙がなかったです。また台鉄は駅のホームにもお手洗いが見当たらなかったので、できれば駅に着く前に済ませておくと良いと思います。
瑞芳駅から定額タクシーで入口へ
瑞芳駅の西出口を出るとロータリーになっていて、左側を進んだところにタクシー乗り場があります。
九份の入り口(九份老街)までの料金は一律205台湾元で10〜15分くらいです。ちなみに帰りは入り口でタクシーの運転手に声をかけてもらい、200台湾元でした(端数が面倒だったんだと思います)。
バスは15〜24台湾元ですが、バス停まで徒歩5分弱かかり来るまで待たないといけないです。
湯婆婆の油屋のモデルと言われるお茶屋【阿妹茶樓】
九份の入り口に着くと、すでに情緒を感じる雰囲気が待っています(セブンイレブンもありましたが)。
露店が並ぶ道を進んで登っていくと、阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)というお茶屋があります(阿妹茶酒館と呼ばれることもあります)。これは千と千尋の神隠しに出てくる湯婆婆の油屋のモデルになったと言われているそうです。
混んでいましたが、テラス席ではなく店内であればすぐ入れるとのことで行ってみました。
店内は落ち着いたお洒落な雰囲気でした。
2Fテラス席はこんな感じで、景色がより良い3Fが人気だそうです。
今回行ったのは6月でしたがかなり蒸し暑かったので、冷房が効いていて景色も見れる「店内の窓側」が正解だと思いました。
このお店では本格的な中国茶が楽しめます。料金は一人300台湾元と安くはないですが、店員さんが丁寧に説明しながら教えてくれるので、良い思い出になりました。
店員さんは少し日本語が話せて、日本人に慣れている印象でした。
夕暮れ時から夜景は混雑します
九份に来たことがある人が「18時〜19時くらいになると相当混み合って帰りにくくなる」と言っていたので、今回は14時〜16時くらいの滞在にしました。
すでに結構混み合っていましたが、ストレスなく廻ることができました。
九份と言えば「夕暮れ〜夜景」のイメージがあると思いますが、当日天候がよくなければ、夕方〜夜の混み合う時間を避けるのもアリだと思いました。
まとめ
九份は台湾の代表的な人気スポットなので一度は行けて満足でした。
ただ夕暮れ時は歩けないくらい混むそうなので、お店に並びたくない・ゆっくりしたい人は昼間がおすすめだと思います。
実際に昼間は人気のお茶屋も並ばずに入れましたし、景色がハッキリ分かる楽しみも感じました。また混んではいましたがストレスを感じるほどではなかったです。
「台湾行った!」満足感は間違いなく得られると思うので、是非行ってみてください。